『Fallout 4』で夢のマイホームライフ
こんばんは。
庭付き一戸建てに憧れる来週さんです。
まあ当方実家住みなので現在進行形で庭付き一戸建て住みですけれど。
しかし世知辛い世の中で、都会に住もうと思うと中々一戸建て購入は厳しいところ。
早く立ち直れ日本経済。
そんなわけで今回は誰でもマイホームを手に入れられるゲームを紹介。
■気づいたら2,3時間経ってる闇のゲーム
こちらの『Fallout 4』はみんな大好き<Falloutシリーズ>のナンバリング続編。
発売から1年と少し経ってるので今ならリーズナブルな価格で購入できるかも(知らんけど)。
前々作『Fallout 3』 からシリーズをプレイし始めた私ですが、とっても懐の深いゲームで、『3』は本当に何時間プレイしたかわかんないですね。
<Falloutシリーズ>がどんなゲームなのかざっくり説明しておくと、核戦争によって崩壊した世界を舞台にしたサバイバルRPGです。
元々は<Wastelandシリーズ>の精神的後継作だったとか、『3』から開発がベセスダ・ソフト・ワークスに移ったとか、他にもシリーズに関して語れる情報はございますが今回は割愛して『Fallout 4』の、特に『クラフト』にフォーカスしていこうと思います。
■大人気シリーズが圧倒的ボリュームの『クラフト』要素を引っさげて帰ってきた
前々作『Fallout 3』や前作『Fallout: New Vegas』のその懐の深さで多くのロールプレイヤーを引きつけてきた本シリーズ。
詳しくは書きませんが、キャラクリやステ振りが細かったり、オープンワールドが広大だったり、クエストに複数の解決方法・結末が用意されていたり、そもそもシナリオガン無視で冒険したり寝たりしててもいい自由度の高さが魅力です。
そして最新作『4』では、それらの魅力をほとんどそのままに(残念ながら一部は失われた)、大ボリュームの『クラフト』要素が追加されました。
一応以前にも申し訳程度の『クラフト』要素はありましたが、拾った設計図を元に武器を作ったり、焚き火で調理したり、弾薬を作ったりする程度でした。
それに加えて『4』では武器を改造したり強化することもでき、防具まで改造できるようになり、そしてついには建造物まで建てることができるようになりました。
これで手に入るぜ夢のマイホーム!
■そして直面する現実
しかし直面する現実。
新たに導入されるこの『クラフト』は当然大々的に宣伝されましたが、実際プレイすると、建造物クラフトは限られたスペースに四角いパーツを配置するだけということに気付かされます。
なんということだ。
まずは私がプレイ初期の頃に作り上げた建物を見ていただきたい。
場所は初期拠点で、ガラクタ屋とバーを統合した複合施設みたいな建物です。
外観: 正面(1枚目)および裏(2枚目)
うーんこのみすぼらしい佇まい。
背も低くて2.5階建てといった趣き。
一階内部
一階はジャンクショップ。
居住者を店に配置してお店を開くこともできます。
レストランとか病院にもなります。
二階内部
二階はなんだかバー的なものを作ろうとして諦めた跡が見受けられます。
棚に酒を並べたりしたかったんですけど他に居住者がいる場所でアイテムを並べると勝手にパクられたりするので断念。
最上階内部
最上階には特筆すべき点のないユニットバス。
とまあ初期拠点だとこんな感じの建物しか作れず、序盤に建造物作りがアンロックされたときプレイヤーたちは現実に直面するわけです。
『思ってたヤツと違うやんけ』と。
■まあ待て
しかし本当は、プレイしていくうちにもっと広い拠点を発見したり、レベルを上げると作れるものの種類が増えたりするわけです。
更に言うと、別に『クラフト』無しでもこのゲームを楽しむことができる作りになっているため、後回しにしたプレイヤーが多かったのかも知れません。
建物の材料となるガラクタも大量に集めてくる必要がありますし。
そんなわけで、このゲームをプレイしたプレイヤーの中には、この『クラフト』要素の真価を見届けることなくプレイを終えた人がたくさんいるのではないかと思います。
そこで、建造物クラフトに関して色々試してみた私の新居を、とりあえず見て欲しいのです。
外観(逆光で申し訳ない)
デカい。
真ん中の赤いのがドアなのでなんとなくデカさがお分かりになると思います。
これを建てた場所は、クラフトマニアなら察しがつくであろうあの場所です。
相変わらず角ばってますが、建物下部を見てもらうとわかるように、この四角いコンクリートの建物パーツはいくらでも地面にめりこませて配置することができ、さらにそれに合わせて他のパーツを配置することで、ある程度地形を無視することができます。
しかもこのコンクリートのパーツは、他のパーツに重ねて配置することもできるので、うまく円形に配置して基礎を作れば円筒形の建物を作ることもできます。
円筒形は建てるのがめちゃくちゃ面倒なので僕はやりませんでしたが、見てみたい人はユーチューブとかで見られると思います。
あ、ちなみにMODは入れていないバニラ状態です(PS4版ですが一応MODがあるので)。
どうでしょうか。
最初に紹介したボロ屋敷とは比べものにならないでしょう?
『豆腐やんけ!』という指摘が聞こえてきますが、まあ中を見て下さい。
■以下、ただの見せびらかし
●一階・地下室
玄関
玄関ドアを開けると、ちょっとした受付めいたスペース。
デスクの上はランタン、電話、コーヒーポット、マグカップ、煙草、灰皿、ライター、筆記用具等。
その後ろにでっかい絵画がかけられていますが、このような装飾品までクラフト可能です。
行き止まりに見えますが、向かって左に進むとリビング、右側はユーティリティ・スペース。
一階: リビングダイニングおよびキッチン
一階: リビング
本棚にはコミック雑誌などが陳列されています。
先ほどの玄関とか、このリビングのテーブル上のものは全てガラクタアイテムで、分解すればクラフトの材料になり、『捨てる』と掴んで運ぶことができ、ご覧のように並べることができます。
一階: キッチン
本当は冷蔵庫みたいな家具を作って配置したかったんですけど存在しないので牛乳自販機を配置。
前作まではクラフトこそなかったですが冷蔵庫にアイテム入れられたので、『4』では当然作れると勝手に思っていたのですが……。
一階: キッチンから見たリビング
撮影当時、気候が霧だったので、もくもくしてます。
自分で建てた建物は屋外判定なので。
一階:ダイニング
テーブル上に綺麗に食事が用意されていますが、フォークから皿から肉から何から何まで自分で配置しました。
配置とは言え実際は『掴んで落とす』みたいな置き方しかできないのでめちゃくちゃ苦労しました。
間違いなく最大の苦労ポイントです。
さてリビングダイニングはこんな感じで続きまして一階ユーティリティ・スペース。
一階: トイレ
一階: 地下室入り口。本当は廊下に色々起きたかった
一階: パワーアーマー・ステーション
前述の通り、玄関を向かって右に進むとユーティリティ・スペース。
この場所にはトイレ、地下室入り口、そして最奥にパワーアーマー・ステーションがあります。
一階: 廊下・休憩スペース
デッド・スペースができたのでこんな感じでちょっとした歓談スペースを設けてみました。
地下室
地下室は発電機スペース。
建物のいたるところにライトが設置してありますが、全部自力で光ってるわけでなく、このように発電機を作って設置しなければなりません。
●二階
リビング奥の階段を登ると二階に行けます。
二階は寝室と、客室が二室あります。
二階: 寝室
寝室の証明は暗めのものをチョイス。
雰囲気はバッチリですが写真写りは微妙なことになりました。
二階: 寝室・デスク
タイプライターの他には、バーボンとコーラの空き瓶、シガレットケースなど趣味全開。
角を利用してデスクの横に同じ高さのコンテナを設置してL字デスクっぽくしてます。
二階: 寝室・テーブル
二階: 寝室・ベッド
実は向かって左側のベッドの下に金庫があります。見える?
二階: 寝室・テレビ
右のドアがトイレで左のドアが風呂です。
二階: 寝室・トイレ
二階: 寝室・バスルーム
ゆったりした作りの風呂。
ところで私が作る風呂には絶対ソファがあるけどなんでなんですかねえ。
次は二室ある客室。
まったく左右対称な作りなので右側の部屋だけ。
二階: 客室
二階: 客室・ユニットバス
客室は、寝室の簡素版みたいな作りです。
実は客室二つ分の方が寝室より狭いので仕方ない。
●三階
さて寝室・客室を繋ぐ廊下にある階段を登った先、三階は、バーおよびプレイ・グラウンドです。
三階: バー
ウオオオオオ雰囲気バッチリやんけ!
棚に酒のボトルを並べたのが第二の苦労ポイントで、酒を集めてくるのが第三の苦労ポイントでした。
ビリヤード台にはビリヤードキューとキューボール、2番・5番・8番ボールが乗ってますが、残りのボールを探すのは疲れすぎて諦めました。
三階: プレイ・グラウンド
プレイグラウンドにはバスケットゴールを配置。
実際にボールを持ってきて掴んで投げれば3ポイントの練習とかできます。
ちなみに夜に同じ位置から撮ると↓な感じになります。
三階: プレイ・グラウンド(夜)。ライトの光は建造物を貫通するので下階の明かりが間接照明みたい
●屋上
バー奥の階段を登ると屋根の上に出られます。
バルコニー
このデカいのは風力発電機です。
奥の階段から壁の上に上がれます。
屋上: 見張り台
■クソ記事
建造物『クラフト』にスポットを当てて『Fallout 4』を紹介すると大嘘こいてただ自慢のマイホームを見せびらかしただけの記事でした。
ただまあこれ建てるのに1年くらいはかかってるので(ずっとプレイしていたわけではないですが)ちょっと紹介するくらい許されるんじゃないでしょうか。
というわけでなんだかローンチ当初は『ガッカリ仕様』とか言われてた気がする『クラフト』ですが、頑張れば僕のような一般プレイヤーでもこれくらいなら建てられるようになるということでした。
メインシナリオ終わったからもうやってないとか、実績解除したから放置してるとか、そんなプレイヤーのみなさんももう一度マサチューセッツ・コモンウェルスに戻ってきて夢のマイホーム目指して頑張ってみてはどうでしょうか。
皆様も良きマイホームライフを。
では。